「経済記者シニアの会」について

 戦後81年、世界は激変しました。米国のベネズエラ大統領の武力拘束や米・イスラエル両国によるイラン指導部抹殺など、国際法と外交を無視した「力による秩序」が作られつつあります。ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのパレスチナ・ガザ地区破壊も終わりが見えません。国内では初の女性首相誕生に続き、今年2月の衆議院選挙で巨大与党が出現しました。私たちはいま、歴史の転換を目撃しています。

 科学技術では、半導体や情報通信技術(ICT)の発達による高度情報社会の進展、そして人知を超えるとされる人工知能(AI)が急成長。次第に政治や社会活動、企業経営から生産現場、そして人々の暮らしにも大きな影響を与えつつあります。加えて大地震や台風などの自然災害も過激さを増し、人々の不安は否応なく高まっています。

 『経済記者シニアの会』はこうした状況を踏まえ、様々な視点から事態の理解と解決の方向性を示し、不安や課題解消に向けた「灯台」の役割を果たすことを目的に、2022年4月に発足しました。現在、メディア出身11名のメンバーで活動しています。 以下、活動メニューをご紹介します。

経済記者シニアの眼
当会の中心活動で、毎週月曜日に掲載しています。これまでの企業・団体の広報活動支援から『広報プラス・アルファ』と範囲を広げ、現場から経営陣まで多くのビジネスパーソンを対象に、役立つ情報を提供することが目的です。取り上げるテーマは経済分野だけでなく、政治や社会、科学技術、文化、国際問題など多種多様。取材経験が豊富なシニア記者が、丁寧かつ大胆に解説し論評していきます。

不祥事・トピックスのコメント
 毎月1回、月末の月曜日付掲載です。直近1か月の出来事―特に不祥事やトピックスを一覧表にまとめ、目立った出来事についてコメントします。時系列にまとめた一覧表は、ひとめでこの1か月の変化を知ることができます。

注目会見を斬る
 毎月1回、月初めの月曜日付掲載です。世間を騒がせた事件や出来事について当事者の記者会見を取り上げ、謝罪などの会見が正しく世の中に伝わっているか、その事件・出来事はなぜ起きたか、今後の対応策などを厳しくチェックしています。

会見感想文―ここが良かった、課題はそこ
 毎月1回、第3月曜日掲載です。注目会見と同様、スタートアップ企業から団体や大企業まで、様々な記者会見に出席したシニア記者が、会見を率直に評価します。

  今後、機会を得てリアルまたはウェビナーによる「セミナー」を開催するとともに、不祥事・事故発生時にどう対処するかを考える「メディア・トレーニング」の実施、そして関係するメディアと提携して発信機能を高める「メディア・パートナー」を推進していきます。

 当会の特徴は、経済分野を中心に取材経験が豊富なシニア記者が、主にブログと面談を通じて、多様な視点と対応策を皆様に提示することです。過去の体験や出来事から得られる反省と教訓、それらをもとに将来に向けた半歩先の解決策と方向性を丁寧に提供することを、一同願っています。

経済記者シニアの会
共同代表 大澤 賢 
共同代表 山下 郁雄